知り合いからの突然の一言に胸キュンしちゃう女の子

特に付き合っているわけじゃないの。そして、むしろ友達っていうか「知り合い」っていうカテゴリーに属する彼。そんな彼と再会したときだった。「うわー、すごい会いたかったよ!」屈託のない笑顔で、社交辞令でもなくそんなことを明るく言われたら、胸がキュンとなっちゃうじゃん。私は、そんな彼がズルイと思った。「この人は女心を理解しているな」と。共通の知り合いに聞いたところ、やっぱり彼は周囲の女性からモテると言う。それはやっぱりこの一言が効いてるんじゃないだろうか。「会いたかったよ!」これってなぜか女の子の心をガッチリつかむのだ。先日、そんな話を男友達の祐介に話してみた。「え、そんだけ?」っていうリアクションだったけど「まぁ、騙されたと思って試してみなよ」と言って背中を押してあげた。

どうやら、祐介には片思いの女の子がいるらしいのだ。その女の子はバイト先の先輩らしい。祐介はどうやって、その先輩にお近づきになろうか悩んでいたみたい。私が伝授した「会いたかった!」作戦は功を奏すのだろうか。家に帰った私は冷静に考えてみた。「バイト先の先輩か。ということはバイト先で会うってことだな。うーん」ちょっとこのシチュエーションは違う気がしたのだ。「シフト表で会えるってわかってるしなぁ。そういうんじゃないんだよな。もっと、偶然の再会、みたいなかんじがいいんだよなぁ」私は祐介にメールをした。「ちょっと、バイト先で会うなら、『会いたかった』は効果がないかも」しかし、もうメールしたときは夕方の五時。

間に合わないだろうな。その夜、てっきり祐介からクレームメールがくると思っていた。しかし、予想外の「ありがとう!」メールだった。「さっそく、会いたかった! って言ったんだ。そしたら、会えるのわかってるじゃんって笑ってくれて、もしかしてAKB? って言われたから振り付け付きで『会いたかったぁ~』って歌ったんだ。それで仲良くなって」それは私のアドバイスじゃなくて祐介本人のアドリブの頑張りで得た結果だよ、と感心した。